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70歳の長寿祝い・古希。古希のお祝いはしない方がいいといわれています。
結果からいうと、古希はお祝いしてOK!
長く生きてきたことへの敬意と、ますます長生きしてほしい気持ちを込めて盛大にお祝いしましょう。
もちろん本人の了承が絶対条件です。勝手に進めてサプライズ~!というようなお祝いは避けたほうが無難でしょう。
この記事では、古希のお祝いをしない方がいい理由を4つ解説します。なぜ、しない方がいいのか、納得の理由にすっきりします。
また、古希のお祝いにチョイスしたいプレゼントアイデアも満載!
プレゼントするなら喜んでほしいですよね。古希にふさわしいアイテムを紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください♪
古希をお祝いしない方がいい理由は【4つ】盛大に祝ってOK♪
古希のお祝いはしてもOK。では、なぜお祝いしてはいけないといわれているのでしょう。次の4つの理由が挙げられます。
- 古希のお祝いをすると早死にするウワサがある
- 古希のお祝いをされると、年寄扱いされているみたいでイヤ
- 古希は厄年でもあるから祝うのは不安
- 古希のお祝いは自分で祝うもので、してもらうものではない
この4つの理由をさらに詳しく解説します。
古希のお祝いをすると早死にするウワサがある
古希のお祝いをすると、早死にしたり病気になったりするといわれています。
しかし、科学的根拠はありません。古希のお祝いに、呪いがあるわけではないのです。
とはいえ昔から古希のお祝いをすると長生きできないと信じている人が多いのも事実。
祝ってもらうことで老いを感じてしまうのが要因です。自分は以前のように、もう若くないと受け入れることが難しいのでしょう。
体は衰え始め、当たり前にできていたことができなくなれば誰でもそう感じるのは自然なこと。
お祝いをしてくれる気持ちは嬉しいけれど、祝ってもらうと安心して緊張感がなくなるため祝われることに抵抗を感じる人もいます。
もし、祝わないでほしいといわれたら、その通りにしましょう。「いつもありがとう」と、感謝の気持ちを伝えるだけでも十分といえます。
古希のお祝いをされると年寄扱いされているみたいでイヤ
古希のお祝いをされると、年寄扱いされているようだと感じる意見もあります。
古希のお祝いは、長寿のお祝いとして昔から行われてきました。昔は長生きすること自体が珍しくめでたいものだったので、長く生きられたことに対して感謝をしてきました。
しかし、寿命年齢は昔とは違い、医学も進化したことから今の70歳はまだまだ現役の人のほうが多いです。
そのため、「まだそんな年じゃない!」とプライドを傷つけられたと感じる人もいます。
実際に、長寿は80歳以上のイメージを持っている人が多いので、そう感じるのでしょう。純粋にお祝いしたい気持ちが、もしかしたら相手の心を傷つけているかもしれません。
逆効果にならないためにも、お祝いしたい相手の気持ちを尊重することが大切だといえます。
古希は厄年でもあるから祝うのは不安
厄年にお祝いなんてできない!という理由から、古希のお祝いに引け目を感じる人がいます。
古希は70歳の年にお祝いするもの。70歳は男女ともに厄年にあたります。
厄年はおとなしくしておきたいと思う人もいるでしょう。お祓いにいって平和に過ごしたい気持ちは、厄年を経験したことがある人なら理解できるはずです。
しかし、にぎやかで派手なお祝いは厄払いになるといわれています。神社でも古希になると長寿のお祝いとして祈願してくれるところもあるほどです。
例えば、算賀祭(さんがのまつり)や、賀寿の祝いなど、神社によって名前は異なりますが生命のますますの充実を祈祷してくれますよ。
古希は本来、「祝うことでめでたくする」という意味が込められた節目の年です。
神社によっては長寿祝いと合わせて厄払いもしてくれるので、気になる場合は神社に問い合わせてみるとよいでしょう。
古希のお祝いは自分で祝うものでしてもらうものではない
古希のお祝いは、昔から70歳になった本人が周りを招いてご馳走をふるまう習慣がありました。
そのため、祝ってもらうのではなく自分で祝うものだと思っている人もいます。
昔からの習わしで、70歳になったら家族や親せきに感謝を伝えている人なら、その場を設けさせてほしいと伝えてみるとよいでしょう。
一緒に企画してもよいですね。誰を呼びたいのか、どんなものが食べたいのかを話し合えば「やってもらっている感」が減ります。
あくまで、祝ってあげたい気持ちが一番大切。すべて取り仕切ることが正しいのではなく、一緒に楽しむことを優先しましょう。
祝う側も祝ってもらう側も、古希という節目に笑顔になることが真の目的です。
古希のお祝いをしない方がいいのは誤解!70歳の長寿祝いの祝い方
古希のお祝いはしない方がいいのは誤解だとわかりました。あくまで本人の気持ちが一番大切であり、祝う側も感謝の気持ちをもってお祝いしましょう。
では、古希にはどんな由来があるのか・どんな祝い方をすれば喜んでもらえるのか詳しく解説していきますね。
古希とは
古希とは70歳の長寿祝いのことです。
2024年に古希を迎える人は、次の生まれとなります。
- 【満年齢】昭和29年(1954年)うま年
- 【数え年】昭和30年(1955年)ひつじ年
満年齢は誕生日がくると「70歳」になること。数え年は生まれた時点で1歳と考えるため、一般的に年齢の数え方として使われるのが満年齢(生まれた時点では0歳という考え方)です。そのため、どちらで祝うか迷ったら満年齢で考えて良いといえるでしょう。
古希の「古」は「古来の古」・希は「まれ」と読み、めったにない珍しいことを意味します。(古希はもともとは「古稀」と書きますが「稀」の字がないため、漢字にすると「古希」となります。)
そんな古希は中国からやってきました。唐の詩人・杜甫(とほ)がよんだ「曲江(きょくこう)」という詩が由来です。その詩と意味をご紹介します。
- 【詩】酒債尋常行処有 人生七十古来稀
- 【意味】酒代のつけなら私が行くいたるところにある。しかし、人生を70歳まで生きるのは非常に稀なことだ
酒代を払い終えたのか気になりますが、杜甫は中国文学史上、最高の詩人でした。なんというか、偉人が発する言葉は、深い…。
そんな杜甫が生きていた時代は、712年。日本でいうと奈良時代にあたります。
奈良時代の平均寿命は、28歳~33歳なので、70歳まで生きるということはとんでもないことだったのです。
長寿祝いの意味も「希望をもった人生を謳歌する」といわれていることから、古希がセカンドライフのスタート地点なのでしょう。
人生の大先輩の、新たな門出を祝う気持ちを込め敬意をもってお祝いしたいものです。
祝い方
古希の祝い方は、温泉や旅館・ホテルなど旅行に行ったり、レストランで食事会をしたりするのが一般的です。
古希を迎える年の、皆が集まりやすい日がよいでしょう。例えば、お正月・ゴールデンウィーク・お盆・年末など長い休みのときがベターです。
古希は数え年でも満年齢でもどちらで祝っても問題ありません。お祝いしたい人が集まりやすい日を選択しましょう。
料亭・レストラン・自宅とどこでお祝いしてもOK。楽しくワイワイ話したり、プレゼントをあげたりして同じ時間を共有することで思い出に残る日となるでしょう。
プレゼントの相場
プレゼントの相場は5,000円から50,000円程度。内訳は次の通りです。
- 子どもから…30,000円~50,000円
- 孫から…5,000円~20,000円
- 親戚から…5,000円~10,000円
あくまで目安にすぎません。プレゼントの相場は参考程度に、無理のない範囲でお祝いしましょう。
古希のお祝いにおすすめのプレゼントアイデア【10選】
古希はテーマカラーは、「紫」です。昔から紫色は、地位の高い人にだけ許されていた色。また、不安ごとがあるときに紫色を身に着けたり飾ったりしていました。
古希という長寿への敬意と、いたわりの心が込められた紫色のアイテムを贈ることが古くから伝わる祝い方です。
そんな紫色のアイテムも含め、古希のお祝いにふさわしいプレゼントを厳選しました。ぜひ参考にしてくださいね。
古希にお祝いにおすすめのプレゼント【男性編】
ちゃんちゃんこ
長寿のお祝いにぴったり!定番「ちゃんちゃんこ」の古希バージョンです。
古希カラーである紫色のちゃんちゃんこは、イベントが大好きなおじいちゃんやお父さんにおすすめ。
着るだけで場が盛り上がること間違いないでしょう。記念に写真を撮って、みんなからのメッセージを書いてプレゼントしてもよいですね。
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりのちゃんちゃんこを見るポロシャツ
ゴルフをしたりテニスをしたりするときに重宝するポロシャツ。
古希のお祝いにセレクトしたい紫色のポロシャツは、スポーツが大好きな人にうってつけです。
何枚あってもよいアイテムともいえるので、プレゼントとして人気があります。
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりのポロシャツアイテムを見る名入りグラス
名前を刻印できるグラス類は、プレゼントの定番ともいえるでしょう。
お酒が好きなら焼酎グラスやビアグラス、コーヒーを毎日飲むならマグカップなど、相手に合わせたグラスをプレゼントしてはいかがでしょう。
名前を刻印することで世界でひとつだけのプレゼントに♪グラスは、毎日使える万能アイテムです。
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりの名入りグラスを見るパジャマ
スエットタイプのパジャマは脱いだり着たりが楽なので古希にお祝いにぴったりです!パジャマは肌へのストレスがない素材がおすすめ。
もっと長生きしてほしいからこそ、質の高い睡眠を手助けするパジャマのプレゼントはおじいちゃん・お父さん世代へのプレゼントに選ばれています。
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりのパジャマを見る箸
箸のプレゼントには「たくさん食べて健康で長生きしてね」という意味が込められています。
おじいちゃん・お父さんへのプレゼントにもよいですが、両親やおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントとしても人気が高いです。
箸は2本で1組。夫婦箸とも呼ばれ、ペアプレゼントとしてチョイスしたいアイテムです。
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりの箸を見る古希にお祝いにおすすめのプレゼント【女性編】
プリザーブドフラワー
安定の人気を誇る、プリザーブドフラワー。枯れないため長く楽しむことができる点がプレゼントとして人気の理由です。
古希のお祝いにプリザーブドフラワーをプレゼントするなら、紫色のバラがおすすめ。
「誇り・気品・尊敬」といった花言葉をもつ紫色のバラは、古希のお祝いにぴったりといえるでしょう。
形に残る記念として多くの人に選ばれています。
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりのプリザーブドフラワーを見るストール
紫色のストールは春先にもぴったりの色合いなので、おしゃれが好きなお母さん・おばあちゃんなら選択肢に入れたいプレゼントアイデアです。
女性に人気のカシミアのストールやマフラーは、首元に巻き付けても肌へのストレスが少なく、高級感もあるのでプレゼントにおすすめ♪
ストールは春先から使えるおしゃれアイテムなので春に古希祝いをするならうってつけのアイテムですよ。
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりのストールを見る財布
母・祖母世代に人気のプレゼントとして候補にあげたい財布。使いやすく、丈夫で長持ちする財布はモノを大切にするお母さん・おばあちゃんにぴったりです。
お財布は、人からプレゼントされると運気がアップするといわれています。
古希のお祝いに紫色の財布をプレゼントして、運気アップしてもらいましょう♪
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりの財布を見る写真たて
思い出を飾る品として選ばれている写真たて。古希のお祝いのときに撮った写真を入れてプレゼントしてもよいでしょう。
また、孫が書いた似顔絵を飾ったり、好きな絵を飾ったりと用途は多岐にわたります。
いつでも見られるよう飾ることで、毎日の笑顔が増えるはず♪
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりの写真たてを見る水筒
ジムやヨガなどの際に重宝する水筒。古希のカラー、紫色の水筒はプレゼントに最適!
名前を入れることもできるので、贈り物としてぴったりのアイテムです。
お母さん・おばあちゃんが好きな飲み物(コーヒーや紅茶など)をセットでプレゼントしてもよいですね。
>>楽天市場で古希のプレゼントにぴったりの水筒を見る熨斗の選び方
古希のお祝いのプレゼントにつける熨斗は、蝶結びを選びましょう。長寿祝いは何回あっても嬉しいので、蝶結びがベスト。
プレゼントに熨斗をつけることで、よりお祝い感がでます♪
熨斗の表に「古希御祝」と書けばOK!水引の下には、お祝いを贈る人の名前を書きましょう。
個人からなら、あなたの名前をフルネームで書きます。何人かでプレゼントするなら、「家族一同」や「子供一同」と記載しましょう。
古希のお祝いにNGなプレゼント
古希のお祝いにNGといわれているプレゼントがあります。それは、「死・苦・別れ」を連想させるものです。
- くし…苦しむことを連想させる
- 白いハンカチ…絶縁を意味する
- 靴や靴下…ふみつける意味がある
- 刃物(包丁・はさみなど)…縁切りを意味する
- お茶…お葬式の香典返しのイメージが強い
もちろん、絶対にダメではありません。相手が望むのであれば、プレゼントに選んでも問題はないでしょう。
古希のお祝いは、相手への尊敬・感謝を伝える日です。その気持ちを大切に、プレゼント選びを楽しんでくださいね♪
まとめ
古希のお祝いをお祝いしてはいけない理由は、4つ。
「早死にする・年寄扱いされたない・厄年だから・自分で祝うものだから」でした。
しかし、早死にすることに医学的根拠はありません。そのほかの理由も、古希を迎える人の気持ちを最優先することで解決します。
お祝いは、笑顔になってほしくてするものです。この記事を参考に、相手の笑顔を見られるよう古希のお祝い計画を楽しんでくださいね♪
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